働く女性の必見！30代から始まる更年期障害を予防する3つの骨盤矯正法

更年期とは閉経前後5年くらいのことで、年齢的には45〜55歳のことを言うそうです。

その更年期における障害だから『更年期障害』と名付けられたのでしょう。この単純な名前の更年期障害ですが、女性にはひどく敏感になってしますワードですよね。（もちろん女性だけの症状ではありません。）

今回は、この働く女性の大敵と言っても良い更年期障害を予防・改善して行くための骨盤矯正法を3つお伝えします。

更年期障害とは

この更年期障害は女性ホルモンであるエストロゲンの減少により様々な症状が現れる状態です。

主な症状としては、身体面では「のぼせ・ほてり・発汗・めまい・頭痛・息苦しさ・胸の痛み・膝やかかとの痛み・喉のつかえ感・疲れやすさ・皮膚の乾燥感など」で精神面では「イライラ・不眠・気分の落ち込み・やる気が出ない・集中力の低下・性欲の低下など」などが挙げられます。

また近年では、第1子出産時期の遅れや出産数の減少により、生理の回数が多い事で更年期障害の若年化がはじまっています。

30代前半でもこの手の症状が現れている方が多数いらっしゃるようです。

確かにこれらの症状はエストロゲンの減少により起こりうる症状です。しかし、本当にそれだけが原因なのでしょうか？

これらの症状が現れる病気は他にもあります。自律神経系の疾患や、精神的な疾患でも同様の症状は多々見られ、それが更年期に起これば更年期障害と言われている場合も沢山あるようです。

更年期障害の治療

ホルモン補充療法が主な治療法になっているようです。

ホルモンが減って起こって来る症状だから、ホルモンを補充するという単純明快な治療法ですが、副作用もあり治療に踏み切る方も少ないのが実際のようです。

更年期障害と骨盤矯正

骨盤矯正で更年期障害を治せるか？答えはノーです。更年期障害は最初にもお伝えしたように第1子出産時期の遅れ、出産数の減少により生理の回数の多さが原因となっています。

骨盤矯正にて、ホルモンの操作ができれば驚きです。整体・鍼・日本で販売されているサプリメントなどの民間療法で更年期障害が治るとうたっているものは全て疑っても良いでしょう。

これはあくまで私見ですが、更年期障害でお悩みの方も、類似症状でお悩みの方も、問題はエストロゲンの減少だけでは無いのではないか？と思っております。

現代ではごくごく当たり前に発症する『うつ』、ストレスに負けて起こる『自律神経系失調症』、食習慣の乱れによる『腸内環境の悪化』。これらは全て更年期障害に類似した症状をあらわします。私はこれら疾患が更年期障害を悪化させたり、急激な機能低下をもたらす原因ではないかと考えております。

ですので、骨盤矯正でどうにもならないホルモンの問題を考えるのではなく、それ以外の類似症状を予防・軽減していくことで更年期障害に負けないカラダ作りをしていけば良いのではないか？と提案したいのです。

是非、以下にお伝えする骨盤矯正法をお試し下さい。

更年期障害によって起こる症状を予防する為の骨盤矯正

上記に示した更年期障害と同様の症状が現れる『うつ』『自律神経失調症』『腸内環境の悪化』などが起こる原因は『冷え』であると考えています。

身体の軸が冷える事でこれらの疾患が起こりやすくなります。

ですので、ここでは冷えを改善するための骨盤矯正法を3つお伝えします。

STEP1:足上げ腹筋トレ

図の様な姿勢を取り、10分間キープします。1回だけで大丈夫です。

注意点は、

①股関節・膝関節・足関節をそれぞれ90°にキープする事。この角度が一番腹筋に力が入り骨盤を安定させる必須の筋力がつきます。
②おしりを少し持ち上げます。この事で腰にかかる負担はすくなくなります。
③両膝を話さないようにする。股関節の内転筋のトレーニングにもつながり、骨盤の安定やO脚の改善にも役立ちます。

の3点です。

STEP2:スーパーマン

腹筋と背筋が骨盤安定への要となります。腹筋（屈筋）を鍛えたら背筋（伸筋）も鍛えましょう。

1日1回３〜５分を目標にやります。

注意点は

①掌が前を向くよう、手関節は９０°をキープする。
②お腹以外は浮かせる。

の2点です。

STEP3:腰部回線トレーニング

最初のポーズは下の図のように膝関節と肘関節を90°にキープした状態から始めます。写真のモデルさんはまだ筋力が弱くてらっしゃいますので90°にキープするのは少し辛いようです。

このニュートラルポジションから運動を行います。

上の図の様に左右交互に腰を回線させます。

この時の注意点は

①ニュートラルポジションでの90°固定のポジションをキープする事。
②顔の向きは中央を向いたまま、身体の軸は動かないようにする事。
③出来る限り早いスピードで行う事。

です。

1日1回100往復行います。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回ご紹介させて頂いた方法は今までのものと違い少々ハードでした。

ですので、更年期障害の類似症状を抑えるだけでなく、ダイエットなどにも効果的ですし。冷房冷えが気になる方にもこれからの季節には特にオススメです。

是非取り入れて対策していって下さい。