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妊活女子の為の食事の取り方とおススメメニュー

妊活女子の為の食事の取り方とおススメメニュー

 昨日『妊活女子必見!子宝を授かりやすい身体の作り方』というエントリーをアップしましたところ、読者の方から「妊活中はどのような食事をすれば良いですか?」とお問合せを頂きましたので、本日は妊活中の食事について書きたいと思います。

妊活中の食事

 昨日のエントリーで書いたように、妊活女子にとって必須事項が『冷え対策』です。そして、昨日のエントリーでも紹介した、『誰でも簡単に取り入れられる冷え症対策10選』にて塩分の摂取や、食材の『陰』と『陽』を意識することなどを紹介しています。

 今回は、さらに詳しく身体を温める食事について深めたいと思います。尚、今回ご紹介する方法には相互作用のあるものもあればそうでないものもあります。それらをバランスよく組み合わせる事が妊活中の食事にとって重要かと思いますので、その点ご了承下さい。

1.身体を温める食材について

 身体を温める食材、冷やす食材は先ほども書いたように食材の『陰』と『陽』を考える方法があります。(下表参照)

食の陰と陽

 しかしながら、この表を常に頭に入れておく事やコピーを持ち歩く事は不便だと思いますので、いくつかその指標をご紹介したいと思います。

色彩による見分け方

 身体を温める食材は、『赤・黒・オレンジ』系の食材です。(※ちなみに身体を冷やす食材は、『青・白・緑』系)

 具体的には、

  • 根菜類…ごぼう、にんじん、レンコン、ねぎ、たまねぎ、山芋など
  • 動物食品…赤身の肉、卵、チーズ、魚、魚介類など
  • 色の濃い食品…和菓子、黒砂糖、紅茶、ニラなど
  • 北方産の果物…りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーンなど
  • 塩気のある食べ物…味噌、しょうゆ、明太子、ちりめんじゃこ、漬物、佃煮など

などが挙げられます。反対に身体を冷やす食材の具体例は、

  • 水っぽいもの…水、酢、牛乳、コーラ、生野菜サラダなど
  • 南方産…バナナ、パイン、レモン、トマト、キュウリ、スイカ、コーヒー、緑茶など
  • 白っぽいもの…白砂糖、化学調味料、化学薬品など
  • 柔らかいもの…パン、バター、マヨネーズ、クリームなど

です。

 一般的に言われているものと合致しますので、参考にして下さい。

生育場所による見分け方

 身体を温める食材は、地下で生育します。(ex.玉ねぎ、大根、ごぼう、人参、南瓜など)

 反対に、身体を冷やす食材は地上で生育します。(ex.きゅうり、なす、トマトなど)

血行を良くするかどうかでの見分け方

 一般的に血行を促進させるという食材は、身体を温めます。

 具体的には、香辛料(とうがらし、にんにく、しょうがなど)、温かいウーロン茶、少量のお酒、ネギ・玉ねぎなどです。

2.身体を温める調理法について

 次に、身体を温める調理法についてご説明します。

加熱する

 身体を温める調理法の基本は加熱することです。焼く、煮る、茹でる、炒めるなどして食材に熱を加える事で身体は温まりやすくなります。

 もちろん、冷めてしまって意味がないですから、作って下さった方への礼儀の意味でも温かいものを温かいうちに食べるようにしましょう。

調味料・香辛料を工夫する

 塩やコショウ、唐辛子などは身体を温める基本の調味料・香辛料と言えます。これらを使った調理は身体を温めるのに一役買ってくれます。また、その他にターメリックやクローブ、フェンネル、シナモンなども身体を温める作用があります。

 七味唐辛子には、ごま、肉桂(シナモン)、山椒、白芥子、麻子仁、唐辛子が配合されているので、身体を温める作用以外にも胃腸を温め、消化を助けます。

 ※しかし、摂取のしすぎには注意が必要です。

香味野菜を利用する

 しょうが、ねぎ、にんにく、しその葉などの香味野菜は様々な料理と合わせる事が可能です。味付けを変えたい時などは、種類を変えれば良いので便利ですね。ネギは1食1品どこかに加える事が可能な食材だと思うのでふんだんに利用できるかと思います。

とろみを加える

 とろみを付ける事により、料理の温度が冷めにくくなります。基本的にとろみを付ける際よく利用されるのは片栗粉ですが、葛粉を利用する事により、身体を温める作用はより強くなります。(葛は葛根湯として薬剤にも使われる様に、体の温度を上げつ薬効があるのです。)

3.身体を温める飲酒法について

 ビールの一気のみや、ロックは身体を冷やす事は容易に想像がつくと思います。

 しかし、お酒の種類によっては身体を温めるものもあります。また、適量の飲酒は血行を良くし、そういった意味合いにおいても身体を温める働きも期待できます。(ある実験で暑い環境でお酒を飲むのと、寒い環境でお酒を飲むのとでは、寒い環境の方がよりお酒がすすむという結果が出ています。つまり、暑い環境では身体が温まり、それ以上すすみにくくなるということです。)

 具体的には、赤ワインです。赤ワインの原料であるぶどうは、上記色彩による分類の『色の濃い食品』に分類され、身体を温める作用があります。また、ウイスキーもロック・水割りで飲むと身体を冷やす働きがありますが、お湯割りにすることによって身体を温める作用に変化するようです。

4.身体を温める為に血液をサラサラする

 血流の向上は、身体を温めるには良い事は先にも述べていますが、血流が悪くなる原因の1つに血液がドロドロであることが含まれます。(ドロドロとは比喩表現で、理想の血液成分に加え、糖分や脂質が多い状態のことを言います。)

 血液をサラサラにすることで血流が良くなり、身体を温めるのに一役買ってくれます。

 血液をサラサラにするポイントは、生の野菜を、常温で、できれば季節のものを、よく噛んで食べるということです。

 先ほどの『加熱する』という項目とは相反してしまいますが、熱によって野菜の持つ本来の栄養価が損なわれる場合が多々あります。そして、血液をサラサラにする成分が損なわれてしまっては意味がありません。

 ですので、その辺りはバランスよく、昼生野菜を食べれば、夜加熱野菜を食べるなどの工夫をなさって下さい。

5.16時間断食を実践する

 別のエントリーにて16時間断食をダイエット法としてご紹介しています。(参考:脅威のダイエット法、16時間断食を伝授します。

 この方法はダイエット法としても優れていますが、身体を温める食事法としても有効です。

 1日3食ではなく、1食抜くことを進めているのですが、その理由は胃腸を休めることにあります。通常食物の消化にはかなりの時間があります。(果物は20~30分、野菜は1〜2時間、炭水化物は8〜12時間、たんぱく質は10時間以上)

 つまり、3食食べると、24時間胃腸が働き詰めということになります。胃腸が働き詰めとはどういう事かというと、必要な血流が胃腸に集中しやすくなり、末端まで十分に行き渡らなくなるということです。

 血流が全身に行き渡らないことは冷えの原因になりますから、1食抜き、12時〜20時の間に食事を終わらせるのは身体を温める原因となります。

妊活中のおススメメニュー

 以下に妊活中の身体を温める、又は血液をサラサラにするおススメメニューを挙げたいと思います。是非参考にして作ってみて下さいね。

主食:ショウガ入りカライモご飯

img_recipe_main

材料(2人分)

米 1合
さつまいも 50g
豚バラ肉 30g
ごぼう 10g
しょうが 10g
こんにゃく 30g
マイタケ 25g
酒 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
しょうゆ 大さじ1/2
ダシ昆布 5?p角1枚
ミツバ 適量

作り方

  1. 米は研いで、水190mlと一緒に炊飯器にセットしておく。
  2. ボールに、豚バラ肉の細切り、しょうがの千切り、ささがきしたごぼう、色紙切りにしたこんにゃく、小さく分けたマイタケを入れ、酒・塩・しょうゆを振りかけて10分程度なじませる。
  3. 1.の炊飯器に、角切りにしたさつま芋、ダシ昆布、2.の具材を調味料ごと入れて普通に炊き上げ、器に盛ってミツバをのせる。
    1. 副食:にら玉のチリソースかけ

      menu1

      材料(2人分)

      卵     大2個
      にら    反束
      粉チーズ  小さじ2
      油     大さじ1
      A:水100cc、ケチャップ大さじ2、黒砂糖小さじ2、酢小さじ1/2、鶏ガラスープの素小さじ1/2、塩一振り
      B:くず粉(片栗粉で代用可)小さじ1/2、水小さじ1

      作り方

      1. 卵はほぐし、2~3cmの長さに切ったにら、粉チーズを混ぜ合わせる。
      2. にんにくはみじん切りにする。
      3. Aを小鍋に入れ、煮立ったら B を混ぜて加えてとろみをつける。
      4. フライパンに油と2を熱し、香りがしてきたら1を加えて大きく混ぜ、ふんわりとまとめて皿に盛り、3をかける。

      副菜:レンコンとジャコの炒め煮

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      材料(2人分)

      レンコン 50g
      しいたけ 2個
      ピーマン 1個
      ちりめんじゃこ 5g
      タカの爪 1/2本
      ゴマ油 小さじ1
      しょうゆ 大さじ1/2

      作り方

      1. ゴマ油を敷いた鍋に、しいたけ、ピーマンを細く切り、レンコンを薄いいちょう切りにして入れ、ちりめんじゃこと大さじ2の水、刻んだタカの爪を入れてフタをして火にかける。
      2. シューっと湯気が出たらフタを開けて、しょうゆを2度に分けて入れ、炒めながら水分を飛ばしたら完成。

      汁物:夏野菜たっぷりみそ汁

      menu2

      材料

      かぼちゃ  80g
      おくら   4本
      きゅうり  1/2本
      油揚げ   1/2枚
      だし汁   300cc
      合わせみそ 大さじ1
      ミョウガ  1/2個

      作り方

      1. かぼちゃはワタを取り1cm 程度の厚さに切る。おくら、きゅうりはヘタを取り、縦半分に切ってから斜め薄切りにする。
      2. 油揚げは一口大に切る。ミョウガは千切りにしておく。
      3. 鍋にだし汁を入れて火にかけ、1を中火で7~8分煮、火が通ったらみそを溶き入れ、椀に盛って、ミョウガを散らす。

      まとめ

       いかがだったでしょうか?出来るだけ詳細に書こうと思ったので少し長くなりましたが、妊活中の食生活は、これから授かる胎児のベースキャンプとなる母体を作る為の大事なものです。

       それだけ慎重になっても、なる過ぎる事はありません。

       是非、少しずつでも実践してみて下さい。

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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