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人気沸騰中のアマニオイルやエゴマオイルの主成分αリノレン酸の効果とは

人気沸騰中のアマニオイルやエゴマオイルの主成分αリノレン酸の効果とは

 先日お客様から亜麻仁オイルやキゴマオイルについて聞きました。何やらすごいパワーを秘めているとのこと。お恥ずかしながら私は初めて聞きましたので色々と調べてみました。

 すると出るわ出るわ、凄いパワーに関する記述。私は基本的にこういうおいしい話には疑ってかかる癖がありまして(嫌な奴…)、本当に良いのか?どこかで否定論はないか?など色々と検索をしましたが、とうとう見つかりませんでした。

 もちろん、食品の1種ですから、食べたから明日どうこうなる話ではありません。しかし、どうせ同じ油を使うのであれば亜麻仁(アマニ)オイルやエゴマオイルを使うと棚ボタな効果を享受出来るのではないかと思いご紹介したいと思います。

亜麻仁オイルとエゴマオイル

 亜麻仁オイルとエゴマオイルは全くの別物ですが、その両方が色々良いと言われているのは共に『αリノレン酸』というものの働きによるものが主となっています。

 ですので、今回は同時にご紹介しますが、それぞれの内容についてまずはご紹介させていただきます。

亜麻仁オイルとは

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 日本では、北海道が栽培適地とされ、比較的寒い地域に生息する『アマ』という植物の種子を搾取し抽出される油です。

 代表的なω(オメガ)3脂肪酸のαリノレン酸の他、多くの不飽和脂肪酸に富んでおり、サプリメントとしても売りだされています。

エゴマオイルとは

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 エゴマ油はシソ科に属するエゴマという東南アジア原産の植物の種子を抽出される油です。日本ではこのエゴマの歴史はゴマよりも古く縄文時代から使われていたという形跡もあるようです。

 エゴマ油にも先ほど紹介したαリノレン酸が豊富に含まれており、人体に対して様々な好影響があると話題になっています。

健康に良いαリノレン酸とは

 では、その話題になっているαリノレン酸とはどのような成分なのでしょうか。

 αリノレン酸は植物油で見られる有機化合物のことで、人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸です。体内ではDHA(Docosahexaenoic Acid=ドコサヘキサエン酸)やEPA(Eicosapentaenoic Acid=エイコサペンタエン酸)に変換され、体内で有効な働きをするとのこと。

 植物油のうち一部に含まれ、エゴマ、アブラナ(キャノーラ)、ダイズ、アマに含まれています。その中でも特にエゴマとアマに多く含まれている事から話題になっています。

 その他の食用油には含まれていないか、わずかしか含まれていないとのことです。

αリノレン酸の効果

 では、そのαリノレン酸は体内でどのような働きをしてくれるのでしょうか。以下にまとめてみました。

血流の改善

 前述の通り、αリノレン酸は体内に入るとDHAやEPAに変換されます。

 DHAやEPAは血液をサラサラにすることで血流が改善し動脈硬化や心筋梗塞を防いだり、脳の働きを高めるなどの効果があると言われています。

 また、体内でDHAに変換されることから、脳細胞を活性化する働きもあります。特に脳内の細胞膜にはDHAやEPAが必要となるため、αリノレン酸が不足すると脳や神経に異常が現れることが知られています。(頭を良くするためにDHAを多く含むマグロの目玉を食べろとか言われましたよね。)

アレルギーを抑制

 リノール酸の過剰摂取はアレルギーの原因になると言われています。リノール酸とは、必須脂肪酸のひとつで、血中コレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる働きがある一方で、過剰摂取によってアレルギーを悪化させたり、大腸ガンの危険性を高めたり身体にとって良くない影響もあるそうです。

 αリノレン酸は、リノール酸に対して反作用的に働いて、アレルギーを抑制する働きがあると言われています。

アンチエイジング

 老化とは、各細胞の変質によって起こります。細胞は細胞膜という膜で覆われその状態を保っているのですが、αリノレン酸などのn-3系成分が不足することで、細胞膜がしっかりと構成されず、老化の促進にもつながってしまいます。

 αリノレン酸によってしっかりと細胞膜が構成されるとアンチエイジングにも繋がります。

抗うつ作用

 健常者とうつ病患者のαリノレン酸やDHA、EPAなど不飽和脂肪酸の蓄積量を調べたところ、うつ病患者の方が有意に低かったことが明らかとなっています。

 αリノレン酸を摂取することで、うつを予防する作用があると考えられております。また、妊娠・出産期には、αリノレン酸やDHA、EPAなどの枯渇リスクが高まります。その為、産後うつ病の危険性が高まると考えられるので、特に意識して摂取することが推奨されています。

その他の効果

 上記に挙げた以外にも美肌効果や、コレステロールを低下させたり、腸内環境を整えたりと様々な効果が期待できるようです。

αリノレン酸を摂取できる食べ物

 胡桃や魚(かつお、鮎、まぐろなど)、大豆や大豆製品などからもαリノレン酸は摂取できるようですが、含有量を考えると亜麻仁オイルやエゴマオイルの足元にも及ばないようです。

亜麻仁オイルやエゴマオイル使用時の注意点

 亜麻仁オイルやエゴマオイルの万能性は素晴らしいです。しかし、使用上の注意がいくつかありますので、ご利用の際はご注意下さい。

  1. 加熱しない:加熱するとαリノレン酸の働きがなくなります。
  2. 要冷蔵:開栓後は冷蔵庫で保管してください。
  3. 過剰摂取注意:あくまでオイルですので、カロリー過剰摂取にならないようにしましょう。

まとめ

 いかがだったでしょうか。私も早速、2つのオイルをポチってみました。

 一番搾りというワードに魅力を感じてしまうのは、私もまだまだだなぁと感じてしまいます。笑

 みなさんも是非試してみてはいかがでしょうか。

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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