中毒性のあるジャンクフードの健康被害について徹底検証
昨日のエントリーで、武田真治氏はジャンクフードを全く気にしない食生活をしているのにも関わらず素晴らしい肉体美を手に入れているというお話を紹介しました。(参考エントリー:武田真治に学ぶ。肉体美を表現する筋肉の作り方)
そして、宣言通りベンチプレスをポチりました。笑
さて武田真治さんは、『まずは運動の習慣を作る事が大切』で、運動も、食事もと欲張らない事が重要であるというお話をされています。しかし、本当にそうなのでしょうか?『ジャンクフード=身体に悪い』という認識が一般的なものですからついつい疑ってしまいます。
世の中には、武田真治さんや、体操の内村航平選手のようにジャンクフードにまみれながらも素晴らしい肉体をキープされている方がいらっしゃいます。(参考:中国誌も注目する、体操・内村選手の栄養バランス)
内村選手曰く、『筋肉は気合いでつけるもの』なのだそうです。笑 しかし、素晴らしい肉体をキープしているからと言って、将来健康で長生きするかどうかは分りません。
視野を世界に広げてみると、『適正体重超過者』は21億人にのぼるそうです。(世界の人口70億人で計算すると、実に世界の30%の人が適正体重を超えているのです。)
国連もこれに対し各国への指導をはじめました。(参考:「犯人」はジャンクフード、肥満問題で国連専門家警告 体重超過は21億人 産経ニュースさん)
WHOも2025年までに、現在の肥満増加傾向をストップさせるための取り組みを行っているようです。
中毒性のあるジャンクフード
この動画は、ジャンクフードの中毒性に注意を促す動画です。
その他にもジャンクフードの中毒性を注意する情報は多々あります。(参考:ジャンクフード NAVERまとめ)
中毒になり、食べ過ぎて、肥満になって、死因になるというフローですね。
現在アメリカを抜いて、メキシコが世界一
肥満体国と言えばアメリカのイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、現在はメキシコがアメリカを抜いて同道の第一位なのだそうです。(参考エントリー:1位はアメリカじゃない!意外すぎる世界の肥満大国ワースト10)
メキシコの夫婦と子ども3人の子どもの1週間分の食材は以下の写真ほどあるのだそうです。
データは7年ほど前のもので少々古いですが、世界の肥満者数における日本人の割合は韓国と並んで最低水準です。世界的にはスリムな国のようです。
(画像引用:世界の肥満度がビジュアル化されると ガベージニュースさん)
それでも増加傾向にある日本の肥満率
肥満の割合の年次推移(対人口比)
(厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」/昭和53年~平成23年)
30年かけて、特に男性の肥満率が徐々に増加していることが分ります。世界的に見ればスリムな日本人も気をつけなければならないという事ですね。
ジャンクフードは健康の害になるか?
日本のマクドナルドはアメリカに次いで世界第2位の店舗数を誇るようです。(最近では赤字続きでヤバイようですが。)
マクドナルドの数とジャンクフードの摂取量は比例するわけではありませんが、世界的にもジャンクフード摂取量は多いのかもしれません。
では、日本人は徐々に肥満率が高くなっているとはいえ、世界的に見るとスリムな国なのでしょうか。
それは、やはり世界遺産にも認定された『日本食』のお陰ではないでしょうか。世界から見ても日本食は健康に良いと評判になるくらいです。(参考エントリー:理想の食生活とは何か?一汁三菜という世界に誇れる食スタイル)
日本人も理想の食生活からはほど遠い食生活を送る人が増えてしまいました。これは世の中の変化に対応するためにはある程度仕方の無い事なのかもしれません。
ですから、日本人は『ジャンクフードの量』を気にするよりも『昔ながらの和食の量』を増やす努力をすれば良いのではないでしょうか?
あくまで個人的見解ですが、ジャンクフードは少なからず健康を害する原因になるとは思います。しかし、日本人の場合ジャンクフード量や頻度よりも、おうちご飯の頻度の方が健康に与える影響は大きいと考えます。
まとめ
内村選手は好きなものばかり食べていて、『そのほうがテンションが上がる』とおっしゃっているようです。そして、野菜が嫌いなのだとか。
この食生活はさすがにどうかと思います。しかしそれでもあの肉体をキープし、5年連続世界のトップに立てているのはその食生活を上回る練習量があるからでしょう。昨日お話した武田真治さんもしかりです。
我々一般人がそのような食生活をしながら、あれだけの身体をキープすることは非常に難しいと思います。
しかし、だからといってストレスが溜まるレベルまで禁止するほどのことも無いように思います。
ジャンクフードどうこうを考えるよりも、おうちで美味しいご飯を食べる方法を考えた方がよっぽど健康的な食生活になるのではないでしょうか。
是非、皆さんもクックパッドを活用して美味しいおうちご飯生活を送る努力をしてみて下さいね。
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