肩こり・ダイエットに効果的!肩甲骨を柔軟にする『マエケン体操』
以前、肩甲骨の位置を整える事がダイエットに効果的だというお話をしました。(参考:肩甲骨の矯正でダイエット!?肩甲骨美人を作る3つの方法)
現代人の9割は猫背で、猫背になるとどうしても肩甲骨の柔軟性が乏しくなり、肩こりもひどくなっていきます。
そして、ひどい方だと四十肩・五十肩などの炎症を起こしてしまう場合もありますし、肩甲骨の動きが悪くなる事で、痩せにくくもなります。
今回はその解消法として、広島東洋カープの前田健太投手がウォーミングアップとして行っておられる『マエケン体操』をご紹介したいと思います。
前田投手は、日本では屈指の好投手で今後世界にも羽ばたく実力の持ち主です。そんな彼が導入している体操を分解して行きましょう。
マエケン体操の方法
まずは下の動画をご覧下さい。
恐らく慣れないとここまでスムーズには出来ないと思います。しかし、やり続ける事で柔軟になる可能性は十分あるので試してみて下さい。
- 足を肩幅よりも少し広めに広げ、背筋を伸ばしたまま前屈みになる。(股関節の角度は90度ほど)
- 左右交互に肩を回します。(左右10回ずつほど。)この際手の甲の位置を確認して下さい。肘を下ろしてくるときに手の甲は前を向き、肘を上に突き上げる際は掌が後ろを向いています。
- 手を前で合わせ左右の肘を背中側に突き上げます(5回)。この際も肘を突き上げる時に掌が外に向いている事に注意して下さい。
やってみると非常に難しいので、ゆっくり確実に無理の無い範囲で行って下さい。無理をすると肩を痛める可能性もあります。
肩甲骨の様々な動き、肩関節を捻る動きが巧みに組み込まれ、しかも日常生活では動かさないだろう範囲の運動が可能になります。
少しずつスムーズに出来るよう練習してみてください。
1日1回からでも良いですし、トイレに立つ度にやっても良いかと思います。それくらいお手軽な体操であることが嬉しいですね。
マエケン体操で得られるストレッチ効果
マエケン体操は肩甲骨の柔軟性を高め、肩関節の特に内外に捻る動きの柔軟性を高めます。
これにより四十肩・五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)の予防にもつながりますし、肩甲骨内側に多く集まると言われている脂肪燃焼の為に働く褐色細胞が活性化するのでダイエットにも効果的かと考えられます。
また、スポーツをされている方などは肩の可動域が広がるのでボールを遠くまで、あるいは速く投げられるようになったり、強い打撃を加えることが出来るようになったりします。
ですので、手を使う球技や、格闘技などのパフォーマンスの向上にはかなり役立つと考えられます。
また、一見数秒の動きですが、素人の我々が行えばかなりの負荷がかかります。
血流もよくなりそうですので、肩こりの改善にも役立つでしょう。
まとめ
僕も元々、野球少年でしたが、最近では夜のニュースやネットのニュースで結果を見るくらいで、前田投手がこのような体操をされているのはお客様からお話を聞くまでしりませんでした。
しかし、聞いて調べてみたらかなりシンプルで効果の上がりそうな体操だったので今回はご紹介しました。
私も毎日のラジオ体操に加え、実践したいと思います。
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