肩甲骨の矯正でダイエット!?肩甲骨美人を作る3つの方法
当サロンにおいても『肩甲骨』の内側や外側の強いコリを訴えておられる方は沢山いらっしゃいます。
カラダのバランスにおいて『肩甲骨』の役割は非常に大きな割合を占めています。
また、多くの手を使う球技やボクシングなどでは、肩甲骨の動きがその選手のパフォーマンスの出来を左右すると言っても過言ではありません。
今回はその肩甲骨の位置を矯正することで、バストアップやダイエットに繋がり、いわゆる『肩甲骨美人』を作り出す方法をお伝えします。
肩甲骨について
そもそも肩甲骨はどのような役割があるのでしょうか?
ご説明したいと思います。
1.肩甲骨の解剖学
上の図が肩甲骨のある構図です。
見てもらったら分かる通り、肩甲骨は肩関節で上腕骨・鎖骨としか関節しておらず非常に不安定な骨です。
その不安定さを筋肉で固定しています。
ですから姿勢のバランスが崩れ、肩甲骨の位置がズレると肩甲骨周囲の筋肉が緊張し肩こりの原因となります。
2.肩甲骨の役割
では、そんな肩甲骨は人体においてどのような役割を果たしているのでしょうか。
肩甲骨の役割で一番大きなものは『手の動きをスムーズにする』ということです。肩関節は複雑に3つの骨が重なりあい、様々な動きが可能です。その動きを円滑に可能にする為に肩甲骨が働いています。
また、直接腕の動きはなくとも肩甲骨が作用しているのが背骨の動きです。背骨の動きが悪いと『呼吸』もしにくくなります。大きく深呼吸する際、肩甲骨が動いているのがわかるかと思います。
このように肩甲骨はカラダの軸である背骨にも影響を与える非常に大切な役割を果たしている部分だということがお分かり頂けるのではないでしょうか。
肩甲骨の歪みで起こるデメリット
先にも説明したように肩甲骨は非常に不安定な骨です。ですから、ストレスの影響を非常に受けやすいのです。
肩甲骨がズレ、固定化している一番の症状が『猫背』です。猫背を改善する為には肩甲骨を矯正することは必須です。
猫背になると、肩甲骨は外側に引っ張られ、肩は前に突出します。
するとバストを引っ張り上げる筋肉も働きにくくなるのです。
猫背になり、肩甲骨が外へ引っ張られると、肩甲骨の内側の筋肉がそれを戻そうとする働きが強まり緊張が高まります。
肩甲骨の内側には褐色細胞というダイエットする上で非常に大切な細胞があり、緊張が高まる事で血流が悪くなり、その効果を発揮出来なくなります。
つまり、肩甲骨が歪む事でダイエットも阻害されてしまうのです。
肩甲骨美人を作る3つの方法
では、そんな肩甲骨をどのようにすればいい位置に保つことができるのでしょうか。
肩甲骨を矯正し、肩甲骨美人・後ろ姿美人になる為の3つの方法をお伝えします。
1.肩回し体操
手を肩に当て、前まわし、後まわし各30回ほどおこないましょう。この際、肩甲骨が大きく動いている事や、肘が大きな円を描いている事を意識しましょう。
2.肩ゆらし体操
上の写真のように、両手を水平に保った状態から始めます。
まずは右手を上に、左を下に。
反対に。
これを、リズムよく繰り返します。1、2、1、2と右左を交互に上げ下ろしします。1分間を1セット行って下さい。
3.背筋伸ばし体操
最後にご紹介するのが背筋を伸ばす体操です。手を後ろで組み、下へグーッとゆっくり力を加えます。その際、肩甲骨が内側に寄っている事を確認して下さい。10秒×3セット程度行えば良いでしょう。
まとめ
雑誌などでは『背中を美しく魅せる』などというテーマがよく取り扱われているようです。
その中でも肩甲骨の美しさ=背中の美しさを言っているものは少ない様に感じます。しかし、肩甲骨のラインこそが背中の美しさを際立たせます。
是非、ご自身の後ろ姿、得に肩甲骨のラインを見直してみてはいかがでしょうか。
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