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骨盤矯正専門店 癒し家ブログ「大阪骨盤物語」

夏場に流行の手足口病!その原因、治療と大人が感染した場合…

夏場に流行の手足口病!その原因、治療と大人が感染した場合…

 こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。

 お子様がいらっしゃる読者はご存知かと思います。現在手足口病が流行中です。

 ちなみに現在の流行状況は過去6年で流行した2011年や2013年に迫る勢いで流行しているようです。

06_teasi_z52w(表引用元:広島市サイト)

 特に徳島県・香川県では特に流行している模様です。

 さて、この手足口病ですが、90%は5歳以下の乳幼児が感染するとされており、大人の感染者は少ないようですね。うちの子達も例にもれず感染しました。下の子に至っては今期2回も感染しております。

 今回はそんな手足口病についてと、大人への感染についてまとめたいと思います。

手足口病とは?その原因と症状

 手足口病についてご存知無い方のために国立感染症研究所さんの記述をお借りしたいと思います。

 手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、その名が示すとおり、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、1950年代後半に認識されたウイルス性発疹症であり、我が国では1967年頃からその存在が明らかになった。

 本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが原因ウイルスである。

 基本的に予後は良好な疾患であるが、急性髄膜炎の合併が時に見られ、稀であるが急性脳炎を生ずることもあり、なかでもEV71は中枢神経系合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られている。

 ウイルス感染によって手足や口内に水泡性の発疹ができる病気です。ウイルスは1種類ではなく、数種類確認されています。ですからうちの子のように1シーズンに2回も感染する場合があるのですね。

 そして、この発疹は痒さと痛みを伴いますが子どもの場合は軽微だとされています。発疹が起こる前に発熱・咽頭痛が起こる事がありますが、38度未満のこちらも軽微な症状である場合が多いようです。

DSC_0175~2

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 うちの子の水泡性発疹はほぼ乾燥し、完治に向かっていますが最高潮の時には少し可哀想になる位ブツブツしていました。

手足口病の予防・治療

 特効薬はなく、自然治癒を待つしか無いのが現状です。

 痒みに対して、かゆみ止めや痛みに対して痛み止めが処方されますが、あくまで対症療法です。

 感染は飛沫感染であることから、マスクをするなどの予防法が考えられますが、保育園や幼稚園などの集団生活の場ではもはや諦めざるを得ないのかもしれません。

病院へは行くべきか?

 痒み、痛みが酷い場合はそれを軽減するための薬を処方してもらうために行くと良いと思います。

 また、会社や学校、幼稚園・保育園へ行っても良いかどうかの判断を仰ぐためにも行くと良いでしょう。

 しかし、治してもらえるわけではありません。それを理解した上で行きましょう。

※手足口病では一部重篤な合併症を起こすことがあるので、様子がおかしいと思われたら必ずすぐに受診するようにしてください。

手足口病の潜伏期間・感染期間・感染経路について

 手足口病の潜伏期間は2〜5日と言われています。これについてはばらつきがあるようですね。

 感染期間は10日〜1ヶ月ほどと言われてます。約1週間ほどで症状は収束に向かうのですが、その後も感染の可能性はあるようですね。

 飛沫感染や直接感染のリスクは10日から2週間ほどで減るようですが、親が子どものおむつ(排便)の処理する際の感染リスクは1ヶ月ほどまで継続するようです。

 しかし、うちの子の場合小児科にて熱が無ければ幼稚園に行っていいと言われたようですので、気にしすぎる必要もないのかなぁと思ったりします。

大人が手足口病にかかったら

 何を隠そう、私、手足口病にかかってしまいました。

 東京出張を含め13連勤12日目の夜に発熱、気合いで一晩で熱を下げましたが、咽頭痛は残り、その夜から発疹が出てきております。

 大人は感染しにくいという事もあり舐めてましたが、流石に疲れていたのでしょう。免疫力が落ちていたようです。

 ちなみに、子どもから親への感染の確率は0.6%と言われており、そんな可能性の低い所で感染するなんて、私はどうやらまだまだ子どものようです。笑

 さて、このエントリーを書いている時点では『大人の手足口病は重症化!』なんて言われていますが、今日も朝から1時間ほどジョギングしてきました。水泡性の発疹は確かに痒いし場所によっては痛いです。が、それでも仕事をしようと思える程度ですね。

DSC_0172~2
(私の左手)

DSC_0176~2
(私の右足)

 先日の発熱は一晩で収まりましたが、熱を測定するのも嫌になるくらいグッタリしていたので体感では39度近く合ったように思います。咽頭痛に関しては唾液を飲み込むのも痛いレベルで今のところ一番のストレスは咽頭痛かもしれません。

 手足には常に違和感があるので、集中力は落ちます。常に手足が気になる感じですね。この程度で済んでくれれば良いのですが…。

 当サロンのお客様の旦那様が手足口病に感染した際は手足がパンパンに腫れ上がって仕事どころじゃなかったそうなので、そういう方もいらっしゃるようです。これ以上重症化しないことを願います。

追記…

 このエントリーは公開の前日に書いておりました。一晩たった今の状態ですが、悪化しております。笑

 とは言っても幸いなことに私にできている発疹は手背部・足背部が中心です。ですから日常生活動作において大きな支障が少ないのです。

 手足口病の多くは掌に発疹が出来ることが多いようですが、私は掌には少ないです。ラッキー。足裏に多くなると歩くのも辛いようですが、私は足裏にも殆どありません。歩けますが、つま先を上げる際に痛みますので歩きはゆっくりです。苦笑

 咽頭痛は随分と軽快したので、この痛みと一回り大きく腫れ上がった手足と生活していきたいと思います。

大人の手足口病予防

 今回、私が感染したことで学びました。労働基準法を順守した働き方をして、身体を元気に保つことが一番です。笑

 それに加えて、子どもが手足口病に感染したらマスクをするなど予防はしておいた方が良いでしょう。

 おむつ(排便)の処理をした時は、石鹸でしっかりと手を洗い、可能なら消毒もしておいた方が良いかもしれません。

 水泡が潰れた水分にもウイルスが存在するので、もし子どもの水泡が潰れていたら優しく拭き取り、ご自身はしっかりと手を洗い消毒しましょう。

まとめ

 手足口病は時に重度な合併症を起こすことがありますが、基本的には夏風邪の1種として扱われます。それほど神経質になる感染症ではありません。

 ですが、痛み・痒みによる不快指数はかなりのものです。私は恐らく大人の感染者としてはマシな方なのでしょうが、それでも不快指数は急上昇中です。

 特にお子様のいらっしゃる読者さんは注意してくださいね。

追伸…夏の流行は手足口病だけではありません

 夏は他にもヘルパンギーナやプール熱が流行しやすい時期です。

 ヘルパンギーナに関しては昨年大流行していた兼ね合いで当ブログでも取り上げていました。是非参考になさってください。

参考:昨年より2倍以上勢いで感染増のヘルパンギーナ!その3つ予防法

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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