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入眠のメカニズムを知り、寒い冬に熟睡する為の3つの方法

入眠のメカニズムを知り、寒い冬に熟睡する為の3つの方法

 寒いですねぇ。本当に寒いです。温かいお布団がとっても心地良い季節です。

 しかしながら入りがけの冷たいお布団で眠るのは辛く、電気毛布や湯たんぽに頼っている方も少なくないのではないでしょうか。

 でも、その布団を暖かくする行為は実はあなたの入眠を妨げている可能性があります。

 今回は、入眠のメカニズムを知り、寒い冬にもぐっすり眠る方法をご紹介したいと思います。

入眠のメカニズム

 睡眠とは、身体と脳の休息時間です。ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しながら身体と脳を休めているわけです。

 さて、その睡眠ですがどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。

 睡眠とは『活動の停止』を意味します。変温動物にとっての冬眠と同じですね。

 変温動物は冬になると、気温に伴い体温が下がり、活動を停止させるのです。人間の睡眠も同じです。(もちろんある程度の体温で保たれますが。)

 人間も、自らの体温を放出し、深部体温を下げ、活動を停止させて入眠するのです。そして、朝にかけて、徐々に体温を上げて覚醒するのです。これはある意味人間の神秘ですね。

 お子さんがいらっしゃる方は体感的にご存知かとは思いますが、子どもって眠たい時、手が温かくなりませんか?

 実はこのシステムは大人も同じなのです。

 人間の身体において、手の甲と足の甲が熱を放散する場所として機能しているのです。

 深部体温を下げるために手と足の甲から熱を放散し、入眠に入るのです。逆向きに言うと、入眠する為には深部体温を手や足の甲から放散する必要があるのです。

冬に入眠を阻害する因子

 しかしながら寒い冬には、この入眠への作用を阻害する因子がいくつかあります。

1.寒くて眠れない

 外部環境が寒いと、体温を下げてはいけないと脳が命令を出し、手足の(特に末端の)血管を収縮させます。そのことで、入眠が遅れます。

 また、冷え症で手足が冷たくなる人は、手足から熱を放散させる機能が十分働かず寝付きが悪くなるという研究結果が出ているそうです。(参考:朝日新聞12月11日版)

2.お布団の中を温かくしすぎる

 寒くて眠れないというのもありますから、電気毛布や湯たんぽでお布団を温めるのはその因子を消す対策になります。

 しかし、温めすぎるのも実は入眠を阻害するのです。

 その理由は、外部の温度や湿度が高いと体内の温度を上手く放散できないようです。

寒い冬にすんなり入眠する方法

 冬には入眠を阻害する因子があることが分りました。

 その寒い冬にどのような対策をすれば良いかを以下に3つご紹介します。

1.食事は睡眠の3時間前までに終わらせる

 食事をすると血液は胃腸に集中し、熱を帯びます。お腹が温まると、深部体温は上がります。

 つまり、食事直後は眠りにくい状態です。

 他の理由でも、食事は睡眠の3時間前までに終わらせましょう。

2.アルコールに頼らない

 アルコールによる睡眠誘導はもしかしたら眠れるかもしれませんが、それは自然な働きによる睡眠です。

 アルコールにより、血行はよくなり、深部体温は高くなりますから、睡眠直前までの飲酒は控えた方が良いでしょう。

3.入浴後は手足を温めて過ごす

 手足が冷えやすい方は、入浴後、身体が冷える前に靴下やルームシューズなどを履いたり、手袋をしたりして手足の温度を温かい状態で保つようにしましょう。

 もちろん、そこから熱を放散しますから、入眠前には外し、しっかり熱を放散するようにしましょう。

 逆に深部体温を下げたいわけですから、あまり厚着しすぎず、お布団だけはしっかり被って眠れば心地よい入眠を得られるでしょう。

まとめ

 あなたは睡眠の質が高いですか?それとも悪いですか?

 現代人は睡眠の質が低い人が本当に多いと思います。

 しかも、便利になりすぎた世の中では、よかれと思ってやっている寒さ対策が、実は入眠を妨げているなんていうケースもあります。

 入眠のメカニズムを知れば、それら便利さに頼るのではなく、昔ながらのアナログな方法が良いのだと言う事がわかりますね。

 是非、あなたの入眠状況を見直してみて下さいね。

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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