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痛風が不安ならビールを止めるべき?本当に止めるべき食品とは?

痛風が不安ならビールを止めるべき?本当に止めるべき食品とは?

 当ブログの読者様の大半は女性かと思います。でも、あなたのパートナーの為に読んでください。笑

 痛風は99%が男性に発症する病気で、贅沢病だと言われています。が、最近の見解では贅沢病というわけではありません。

 痛風がどのように発症し、どのように対策すべきかについて誤解が多いようですので、今回は本当にやめた方が良い食品についてシェアしたいと思います。

痛風のメカニズム

 そもそも痛風とは何か?

 痛風とは、風にさらされただけでも痛むという病気です。

 公益財団法人 痛風財団によると以下のように説明されています。

 尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。 医学研究が進み、良い薬も開発されたため正しい治療を受ければ全く健康な生活が送れます。

 しかし、放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりする重大な病気でもあります。

 尿酸が体内で増えすぎて、(特に足の親指の付け根の関節に)炎症が起こるといった感じですね。尿酸はプリン体によって作られますから、プリン体を体内に増やさなければ大丈夫なはずです。

プリン体が増える理由

 プリン体はどのようにして増えるのでしょうか?

 多くの方のイメージでは食事で原因と思ってらっしゃると思います。特にビールはプリン体の温床だと思っておられるでしょう。

 しかし、体内でプリン体が増える原因において食事が占める割合は20%なのだそうです。

 その他プリン体が体内で増える原因としては…、新陳代謝によってプリン体が産生され蓄積されたり、運動によってプリン体が産生され、蓄積されるようです。ですから、食事を気をつけていても運動のしすぎで痛風になることもあるのです。

 痛風になって運動しろと言われたから運動したら悪化したというお話も聞いたことがあります。当然ですよね。医師の説明不足です。

 運動不足はいけませんが、痛風の不安のある方は激しい運動を避け、エネルギー消費の少ない運動を行うほうがよろしいかと思います。

だからといって無視できない食事

 だから、何を食べても良いのか?というお話です。もちろん、あきまへん。

 適度な運動をして、新陳代謝の良い30代の男性は食事に気をつけていたら痛風になることはありません。私も最近でこそかなり食事に気を使っていますが、前はメチャメチャでした。ですが、太りはするものの痛風にはなっていません。

 やっぱり食事は気をつけるべきです。特に現在痛風に罹患した方は十分に食事に気を使うべきでしょう。

食事への気をつけ方

 では、どのように気をつければ良いでしょうか?やはりビールでしょうか。ビールを控えれば痛風にならない?

 実はそんな単純なことではありません。

 『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』によると、痛風患者は1日に摂取するプリン体の量を400mg以内に抑えるべきだという見解を示されています。

 では、ビールはどの程度のプリン体が含まれているのでしょうか。下の表をご参照ください。

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 こちらの含有量は100gに対してです。上記表の平均値が5.28mgで、350mg缶で換算すると18.4mgです。

 つまり、他にプリン体を全く摂取しないと考えるならば22缶飲めるのです。笑 誰がそんな飲むねん!って話です。

 実はビールを減らすことはそないに関係しません。

 では、どのような食品が問題なのか。これも痛風財団が発表してくれています。(参考:食材別のプリン体含有量:PDF

 特に気をつけるべき食品は以下の通り。

  • 干椎茸(379.5mg/100g)
  • 乾燥大豆(172.5mg/100g)
  • 鶏>豚>牛レバー(平均272,3mg/100g)
  • カツオ(211.4mg/100g)
  • ニジマス(180.9mg/100g)
  • マイワシ(210.4mg/100g)
  • 明太子(159.3mg/100g)
  • スルメイカ(186.8mg/100g)
  • ヤリイカ(160.5mg/100g)
  • 車海老(195.3mg/100g)
  • 大正エビ(273.2mg/100g)
  • カキ(184.5g/100g)
  • 煮干し>カツオ節>マイワシ>マアジ>サンマ干物平均(399,9mg/100g)
  • イサキ白子(305.5mg/100g)
  • あん肝酒蒸し(399.2mg/100g)

100g食い切るのは大変な食材もありますが、大まかに言うと以下の食材には気をつけるべきでしょう。

  • 魚介類
  • 大豆

 ビールを少々減らすよりも、もっと減らすべき食品が見えてきますね。

まとめ

 世間の常識・プロの非常識って話はよくあります。が、この件に関してはプロも間違ってるケースは多いようです。

 私も昔、少々尿酸値が高かった時にビールをプリン体オフにしろと内科医に指導されましたが、間違ってるで、それ!とは言えませんでした。苦笑

 レバー・魚介類・大豆は別に悪いものではありません。その他の栄養素を考えれば食べるべきものです。

 ですが、痛風の方や、その不安のある方は食べ過ぎない方が良いでしょう。

 ですが、ビールはそんなに控える必要もないのかなぁと。

 無理せず、だけどしっかり予防できるように心掛けてください。

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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