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緑のコカ・コーラ ライフは健康か?成分表示を見てみた結果…

緑のコカ・コーラ ライフは健康か?成分表示を見てみた結果…

 3月9日に緑色のパッケージでコカ・コーラ社が新商品を発売しました。

 その名も、「コカ・コーラ ライフ」です。健康そうなパッケージと、名称が感じ取れますね。笑

 どうやら、イギリス政府の方針に従う形でコカ・コーラ社が肥満対策に乗り出したものだそうです。

 しかし、このコカ・コーラ ライフで肥満対策はできるのでしょうか。頭からそんな訳ないと思わず調べてみることにしました。

緑色のコカ・コーラ ライフの概要

 緑のコカ・コーラ ライフの成分は以下の通り。

原材料

 原材料は以下の通り。

  • 砂糖
  • カラメル色素
  • 酸味料
  • 香料
  • 甘味料(ステビア)
  • カフェイン

 人工甘味料を使わず…ってのがウリのようですが、まぁ、だから何?って感じですね。笑

栄養成分

 100ml辺りの栄養成分は以下の通り。

エネルギー 19kcal
タンパク質 0g
脂質 0g
炭水化物 4.8g
ナトリウム 0g

 現状日本においては300ml、500ml、1500mlの商品がそれぞれペットボトルにて発売されているようです。

 オーソドックスな500mlのペットボトルで換算すると、カロリーが95kcalで糖質が24gとなります。私がやっていたようなガッツリの糖質制限中の方は500mlは飲みきれないという感じですね。

従来品との比較

 では、従来品との差はどれくらいなのかを調べてみました。※表示は100ml辺り(500ml辺り)としています。

コカコーラ コカコーラライフ
エネルギー 45kcal(225kcal) 19kcal(95kcal) 26kcal(130kcal)
タンパク質 0g(0g) 0g(0g) 0g(0g)
脂質 0g(0g) 0g(0g) 0g(0g)
炭水化物 11.3g(56.5g) 4.8g(24.0g) 6.5g(32.5g)
ナトリウム 0g(0g) 0g(0g) 0g(0g)

 つまりは、500milペットボトルで1本当たり、130kcalのエネルギーと、32.5gの炭水化物の制限ができるというものです。

 仮に1日1本365日飲む人であれば、47450kcalと116982.5gの炭水化物の制限になります。これだけの制限になるなら、おそらく肥満対策の一端を担えるのでは?とも思ってしまいます。

 が、1日1本以上飲む人ってどれくらいいるのでしょうか。

気になったので清涼飲料水の業界動向を調べてみた!

 清涼飲料水の業界動向を調べてみると以下の通りでした。
k05_01_a(図引用:全国清涼飲料工業会さん)

 意外にも伸びていました。

 しかし、その内実には以下のような記述がありました。

 近年では、消費者の健康意識の向上を背景に、お茶やミネラルウォーター、特定保健用食品(トクホ)飲料、野菜系飲料が好調。代わって、コーラやサイダーといった炭酸飲料は減少傾向にあります。

また、近年では若年層を中心にエナジー系飲料がヒット。レッドブルジャパンの『レッドブル』を中心に、モンスタービバレッジ社の『モンスターエナジー』、コカ・コーラの『burn』などがヒット。いずれもコンビニ販売を中心に業績を伸ばしています。

 全体的には消費者の健康志向を反映した低カロリー、低糖類タイプの飲料や栄養ドリンク系飲料が好調。一方、缶コーヒーはコンビニコーヒーに押され、苦戦を強いられています。(引用元:業界動向SARCH.COMさん)

 近年の炭酸水ブームもあり、健康に良いと言われる飲料が増えている一方で、コーラやサイダーは減少しているようですね。

 エナジー系のドリンクは、疲労が蔓延している現代において、人気はあるようですが、決して健康的な飲料とは言いがたいです。(参考エントリー:レッドブルによる死亡例も出た!その効果と被害を検証した結果

 ですから、この流れに沿って健康に良いという商品で勝負をかけてきているのはわかりますね。

で、コカ・コーラ ライフは健康的か?

 健康的な飲料=トクホの飲料ではないと思います。

 コーラは嗜好品の1種ですから、好きで好きでたまらなくて、1日1本は絶対に飲みたい人は、従来品ではなく新商品のコカコーラライフやトクホのコーラを選べば、カロリーと糖質の制限になり良いかとは思いますが、たまに飲む程度、別になくても困らないって人にとっては飲まないに越したことはないのです。

 つまりは、やっぱり健康的なものではないという結論になるでしょう。

味は?

 既に飲んだ方がツイッターでつぶやかれています。

 ってな感じであまりいい評価はないようです。

 仮に1日1本飲んでる人なら、まずいのも我慢して(普通のビールを糖質オフに変えるように)ブランドチェンジするほうが良いでしょうが、そうでないならわざわざ選ぶべきものでもないのかなぁという感じです。

まとめ

 肥満大国においては、この炭酸系清涼飲料水を肥満の原因として捉え、ソーダ税をかけはじめたところもあります。(参考エントリー:【斬新】世界各国のメタボ対策がアメとムチ過ぎて笑える件

 しかし、日本において肥満の原因がコーラって人はかなり少数派であることは間違いありません。

 健康に良いとか、トクホとかに踊らされず、ご自身の健康管理をして頂ければ幸いです。

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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