肩甲骨が柔らかいメリット!大谷翔平体操とは?
こんにちは。骨盤矯正専門店癒し家の「なかの」です。
日に日に寒くなり、11月に突入しましたね。
寒くなってくると身体を丸め猫背気味で筋肉も硬くなりがちの方も多いと思います。
そこで今回は、猫背を改善し、背筋を伸ばして歩けるようなるための肩甲骨周囲筋が柔軟である事のメリットと日本ハムファイターズの大谷翔平投手の体操をご紹介したいと思います。
肩甲骨周囲筋が柔軟であるメリット
そもそも肩甲骨が何故存在するかご存じですか?
もしかしたら私のような仕事をしている人よりも機械工学などに詳しい人の方がご存知かもしれません。
肩甲骨はただただ、肩関節を動かしやすくする為だけに存在します。動かしやすさとはつまり、運動性と支持性を高める事を意味します。犬や猫だったら主に肩の支持性を高める為に肩甲骨が存在します。
しかし、我々人間は手を用いて作業します。つまり、肩関節の運動性と支持性の両方が重要となるのです。その肩関節の運動性や支持性を高める為に肩甲骨は重要な役割を果たしています。
で、肩甲骨周囲の筋肉はこの肩甲骨は効率的に運動、又は支持させるために存在しています。この筋肉が柔軟でなければ肩甲骨はその働きを真っ当できません。肩甲骨周囲筋が柔軟で働きを真っ当出来たなら、あなたの肩関節はしっかりと働き、且つ肩こりなども起こらない健康的な状態でいてくれることでしょう。
以下、肩甲骨の柔軟性のメリットについて詳細をご説明しておきます。
肩こりの改善
肩こりでお悩みの方の共通点は肩甲骨周囲筋の柔軟性が乏しいことと言っても過言ではありません。
肩甲骨周囲筋の柔軟性を保つと、その他肩関節周辺の筋肉や首の筋肉が無理に引っ張られることがなくなり、肩こりが緩和されます。
首の柔軟性が上がり、視界が広くなる。
首の柔軟性は、首を支えている肩関節・肩甲骨周囲筋の柔軟性に左右されます。
肩が前方に突出すると、首が下を向き、猫背になってしまういます。そのような姿勢が首の可動域を減少させることについては想像しやすいと思います。
眼精疲労や肩こりが同時に起こるのは、目と顔、顔と首、首と肩関節・肩甲骨の関係は深いようからなのです。
猫背の解消や姿勢改善
姿勢のバランスが崩れている猫背でお悩みの方は本当に多いです。自分が猫背であることに気付いていない方も含めると恐らく日本人の9割以上が猫背でしょう。(参考エントリー:猫背を矯正し解消したい人の為の記事まとめ12選)
猫背は、胸の筋肉が縮みっぱなしになり、逆に背中(肩甲骨周囲)の筋肉が伸ばしっぱなしになっている状態です。
肩甲骨周囲が柔軟になることで背中の張りが消えるだけでなく、胸の筋肉も働きやすくなり、猫背改善には一石二鳥の効果があります。
痩せやすい身体になる
痩せやすい身体とは、代謝が良いカラダのことです。代謝が良い状態を保つには、全身の筋肉が隅々まで使われている必要があります。
普段の日常生活において、数多くの筋肉を働かせることにより、消費できるカロリーが増加します。
肩甲骨や股関節のように、ついている筋肉が多い部位は、普段からしっかり動かせる準備をしていることで、筋肉の活動量を増やし代謝を上げることができます。
大谷翔平投手の肩甲骨の柔軟性とは?
では、肩甲骨周囲の柔軟性を高めておくメリットとは何でしょうか。もちろん前述の通り肩こりなどの予防にはなります。
で、その血流を良好に保ち、肩関節の機能性を高めるとどうなるでしょう。我々一般人においては肩こりになりにくいだとか、五十肩になりにくいだとか、日常生活において肩の動かしやすさなどに関わります。
ですが、スポーツ選手などは別です。肩の機能性の高まりがそのままパフォーマンスの良し悪しに影響します。例えば野球選手はいい例です。
あなたは、広島の前田健太投手をご存知でしょうか。彼のブルペンや投球前に行う体操がメディアで取り上げられ一躍「マエケン体操」と取り上げられました。それが彼の速い球、良いコントロールに影響しています。
そして、もうお一方肩甲骨の柔軟性のお陰で速い球を投げる投手がいます。
皆さんは2012年にプロ入りした日本ハムファイターズの大谷翔平投手をご存知でしょうか?
プロ野球では非常に珍しい投手と打者の「二刀流」選手として注目を集め、様々な番組でも特集を組まれる程の選手です。
ダルビッシュ投手や田中将大投手などがメジャーで活躍する昨今、恐らくパ・リーグにおいてナンバーワンの投手ではないでしょうか。
大谷投手は高校時代、既に異例とも言える160km/hの球速をだしています。そんな速い球を投げられる理由はひとえに「肩甲骨の柔らかさ・可動域の広さ」にあるのです。
(画像引用元:Yahoo!知恵袋さん)
まずはあなたも上の画像のように手を動かしてみてください。すると大谷翔平投手の肘の位置が普通ではありえない位置にあることがわかるでしょう。
先ほど紹介した「マエケン体操」を投球前に行う前田健太投手も、150キロ近い球を投げます。
肩甲骨の柔らかさはプロ投手のパフォーマンスに関係していることが伺い知れます。
大谷翔平体操とは?
ご紹介するストレッチは前での大谷投手が肩甲骨周辺の硬くなった筋肉を伸ばし、肩甲骨を正常の位置に戻している方法です。
- 片手の甲を腰に当てます。
- 反対の手で肘を持ち、内側に引いていき、限界のところで10秒キープ
わお!単純。笑
この際、肩が上がらないよう注意しましょう。とても簡単でいつでもできますが、とても効果的です。
まとめ
肩甲骨のストレッチは「肩甲骨はがし」とも言われてます。(当サロンの施術にも組み込んでいます。)
肩甲骨周囲筋は、日常的に肩甲骨を動かさないと、柔軟性が失われ(これをひっついていると表現される)、このような状態では、本来動かせる可動域が低下し姿勢も悪くなります。
そうならない為にも肩甲骨周囲筋を柔軟に保つことは非常に重要で、今回はその為の効果的な体操を紹介しました。
一日1分だけでもこのストレッチをするように心掛け、肩こり解消し、美しい姿勢をキープできれば一石二鳥です。やってみる価値はあるのではないでしょうか。
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